Case19 元従業員による顧客奪取行為につき、元従業員が契約金額の全額を賠償することで和解した事例

業 種 コンサルティング業

相手方 元従業員

解決までの期間 (ご依頼後)約半年

争 点 顧客奪取行為の有無

経緯

元従業員が、従業員から、在籍中に自身が営業活動を行った顧客の情報の提供を受け、この情報を用いて顧客と自身の間で契約を締結して、顧客を奪取した事例。

対応

受任通知を送付しましたが、元従業員は、顧客奪取行為の事実を否定して支払いを拒否したため、訴訟を提起しました。
当方にて証拠を揃えていたこともあり、元従業員は、訴訟継続中に顧客奪取行為の事実を認めるに至り、契約金額の全額を分割払いにて賠償することで和解しました。

ポイント

弊所と顧問契約をご契約いただいていたことで、紛争が顕在化する前から、元従業員の不審な行動等についての証拠収集の方法や、情報を流出させた従業員への対応等を助言させていただくことができたため、結果的に、元従業員に顧客奪取行為の事実を認めさせることができました。

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弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ

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発行日:2021.03.04

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